浮き指改善で下半身太り改善!浮き指は歩く時に足指が地面から浮いてしまう足裏の異常です。浮き指で足裏のバランスが崩れると股関節歪み、骨盤の歪み、腰痛、肩こり、うつ病を引き起こすこともあります
■浮き指について
浮き指とは、歩く時に足指が地面から浮いてしまう足裏の異常にことをいいます。
ハイヒールやミュールを履いていると浮き指になりやすくなります。
ハイヒールやミュールなどの脱ぎやすい靴を履いていると、足の指先を持ち上げ靴が脱げないようにロックして歩くようになってしまいます。
これを続けていると浮き指になってしまいます。
日本人女性の3人に1人が浮き指だと言われています。
浮き指には自覚症状がないので、ほとんどの人が気がついていません。
■浮き指チェック
足の親指を足の甲側に押したときに、90度以上反ってしまうと浮き指のになります。
また足裏の指の付け根や関節にタコが出来ている人も浮き指の可能性があります。
■浮き指の歩行時の特徴
浮き指は指を使って踏ん張っていないため、重心がカカトになってしまいます。
そのためヒザを伸ばし切ったような歩き方になってしまいます。
健康な人の場合、足裏全体を使いバランス良く歩いていますが、浮き指の人はつま先が上がっているため重心が後ろにかかってしまいます。
そのため歩く時にカカトで地面を叩くような歩き方になります。
ヒザから下が反り返った状態で歩くのも浮き指の大きな特徴です。
■浮き指は下半身が太りやすくなる
浮き指の人は足裏が不安定になってしまい、それを下半身が補うようになってしまいます。
そのため下半身が太りやすくなってしまいます。
■浮き指と股関節や骨盤の歪み
人間の足裏は、カカト・指の付け根・つま先の3点で体重をバランスよく支えています。
しかし浮き指になってしまうと指の付け根とカカトの2点で支えることになり、不安定な状態になってしまいます。
浮き指の人は指先が地面に付いていません。
そのため浮き指の人がバランスを取ろうとすると、本来は必要のない太ももの筋肉が発達してしまいます。
すると筋肉の周囲に脂肪がどんどん蓄えられ、足全体が太くなってしまいます。
しかも足裏が不安定なため、バランスを取ろうとして足が外側に向いてしまい、ガニ股や大脚になってしまいます。
その結果、股関節や骨盤の歪みが生じ、腰の周りにも余分な筋肉や脂肪が付いてしまい下半身太りになってしまいます。
■浮き指と腰痛・肩こり
浮き指の人は肩こりや腰痛にあんる確率が高くなってしまいます。
浮き指により足裏が不安定だと地面からの衝撃が腰やヒザに伝わり、腰痛やヒザ痛を引き起こしてしまいます。
さらにその歪みが頭を支える首に伝わり、肩こりや首こりの原因にもなってしまいます。
■浮き指とうつ病
首こりが続くと、自律神経が誤作動を起こしてしまうことがあります。
浮き指により足裏が不安定になると、地面からの衝撃が上半身に伝わり首に負担がかかります。
その結果、頭蓋骨と頚椎の接続部が変形し、自律神経の失調状態やうつ病の状態におちいってしまうこともあります。
■浮き指改善ストレッチ
人差し指を伸ばし、親指と残りの3本の指で左足の親指を握ります。
足首が動かないように反対の手で足の甲をしっかり持ちます。
親指の付け根から足裏の方へ曲げていきます。
さらに親指の付け根を左右に回転させます。
これを毎日、片足5分ずつ行います。
■浮き指改善テーピング法
市販の伸縮性のテープを用意します。
足指の付け根部分にテープを貼ります。
足の裏側はきつく貼り、甲側はゆるく貼ります。
アーチを作って足指を広げるように貼ります。
約3週間ぐらい続けます。
貼るのは日中だけにします。