噛み合わせ改善予防!マウスガードで噛み合わせ改善。ガムを噛んで噛み合わせ改善。顎関節変形症はスプリントで治療。ガムを噛むと顎のパフォーマンス向上、動態視力のアップ、バランスアップが期待できます
■噛み合わせ
噛み合わせが悪いと、人の基本姿勢、バランス、重心に影響を及ぼします。
顎は筋肉と靱帯で付いています。
筋肉と靱帯でぶらさがっているだけの顎関節は、自由度の高い関節です。
重力に対しては垂直であることが理想です。
しかし重力に対して顎がズレてしまうと、身体全体が歪み、バランスが崩れてしまいます。
■噛み合わせの悪さが肩こりや腰痛の原因に
顎のズレた状態をキープするために、首の周りの筋肉に負担がかかってしまいます。
その状態が長く続くと、腰にも影響を与える可能性がります。
噛み合わせのズレを放置してバランスが崩れると、首や腰の関節で調整して補おうとします。
これが肩こりや腰痛の原因になることがあります。
■噛み合わせとスポーツ
スポーツの基本姿勢は、全てバランスにあります。
正しい噛み合わせを持つことは、トップアスリートにつながる要因でもあります。
■噛み合わせが悪くなる原因
・先天的に歯並びが悪い
・生活習慣
・やわらかい物ばかりを食べて顎が弱くなる
・片側ばかりで噛むクセがある
■足踏みで噛み合わせチェック
歯を噛み合わせて目を閉じます。
腕を肩の高さまで前に出し、その場で足踏みを50回行います。
噛み合わせが悪いと、悪い側の方向へ自然と動いてしまいます。
噛み合わせがズレた方向に頭が傾くため重心がズレてしまいます。
前に出てしまう場合は、顎が奥に入って前歯で噛むクセがあります。
■噛み合わせが悪いことで起こる症状
・左右どちらかの肩こりや腰痛がひどい
・頬杖を付くクセがある
・気が付くと歯をくいしばっている
・原因不明の難聴・めまい・立ちくらみがある
■マウスガードで噛み合わせ改善
マウスガードとは柔らかい素材で作られたもので、適切な噛み合わせに誘導する装置です。
■ガムを噛んで噛み合わせ改善
ガムを使って噛む力を補充することが可能です。
筋力のパフォーマンスの向上、動態視力のアップ、バランスなどにも影響がります。
■噛み合わせ改善トレーニング
息を吸いながら大きく口を開け、吐きながら閉じます。
息を吸いながらゆっくりと顎を左にずらし、吐きながらゆっくり戻します。
息を吸いながらゆっくりと顎を右にずらし、吐きながらゆっくり戻します。
顎の筋肉をリラックスさせることが、噛み合わせの改善につながります。
食後などに、ゆっくりと3セット行うと効果的です。
■顎関節変形症(がくかんせつへんけいしょう)
顎関節変形症は、顎がズレて奥歯が噛み合わず、物が噛めない状態になります。
すりつぶせない食べ物は口の中に溜まり、飲み込めなくなってしまいます。
■スプリントで顎関節変形症治療
スプリントとは、マウスガードよりも硬い素材で出来ていて、顎の緊張を軽減させ噛み合わせを安定させます。
スプリントを夜はめて眠り、噛み合わせを改善します。
時間をかけて顎の位置を矯正し、噛み合わせを改善します。
■鏡で顎の異常を確認
自宅などの鏡の前で、大きく口を開けて、ゆっくり閉じたり開けたりして、真直ぐ閉じたり開けたりできるかをチェックします。
S字を描いたり、スムーズでなければ、顎に問題がある可能性があります。