脳硬塞の予防!手のふるえ・しびれ、甲状腺機能亢進症、羽ばたき振戦!

脳硬塞の予防!単純な作業だけではなく、複雑な運動を取り入れながら生活していくと眠っていた細胞が活性化。手のふるえ・しびれ、甲状腺機能亢進症、羽ばたき振戦は脳が正常に機能せず、手にふるえが

■手のふるえチェック
両手を肩の高さで前方に突き出し、そのまま真直ぐ伸ばします。

■甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)による ふるえ
栄養分や体温の調節をする甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、代謝が上がり脳が正常に機能を出すことが難しくなります。
すると指先に小刻みなふるえが起こります。

■羽ばたき振戦(はばたきしんせん)による ふるえ
羽ばたき振戦(はばたきしんせん)が起こるのが一番多いのがアルコール性の肝障害です。
肝臓などの機能が悪くなると老廃物が体内に溜まり、血流に乗って脳に運ばれます。
蓄積した老廃物により脳が正常に機能せず、手にふるえが起こります。
体の老廃物を分解してくれるのは肝臓だけではなく、腎臓も分解してくれます。
腎臓が悪くなっても羽ばたき振戦(はばたきしんせん)によるふるえが起こることがあります。

■変形性頚椎症・頚椎ヘルニアによる手のしびれ
手のしびれは首の椎間板ヘルニアなど、頚椎の損傷により神経が圧迫されることで起こることがあります。

■脳硬塞チェック
目を閉じて手の平を上に向けます。
肩の高さで30秒維持します。
両手を前に出した状態で30秒間、腕の高さを維持できるかを見ます。

■脳硬塞のよる手のしびれ
手に出る症状は非常に脳硬塞が多いです。
脳硬塞があると、脳硬塞チェックで脳硬塞を起こした側の手が落ちてきます。
脳硬塞が運動を司る部位に起こると、その機能が障害されます。
そのため無意識の状態で手が下がってしまいます。

■プチ脳硬塞と隠れ脳硬塞
プチ脳硬塞とは、脳の運動にかかわる部分に軽い梗塞が起こり、手などに症状が出る状態です。
さらに脳硬塞が起こる部位によっては、まったく症状の出ない隠れ脳硬塞が起こる場合もあります。

■隠れ脳硬塞チェック
黒のペンで4重のうずまきを描きます。
今度は別の色のペンで描いたうずの線に重ならないよう、10秒以内にもう一度うずを描きます。
はみだしたり、ギザギザになると脳硬塞の疑いがあります。
片手をぶらぶらさせながら、逆の手で指を折り数を数えます。
数える早さはやりやすいスピードで行います。
運動を補助する補足運動野などに異常が起こると、左右別の動きが上手く出来なくなります。

■脳硬塞予防法
●ひとりじゃんけん

右手が勝ち続けるようにじゃんけんをします。
ひとりじゃんけんは右手と左手が違う運動で、しかも片方が勝ち続けるという2つの状態が重なっています。
これで神経細胞が活性化して代謝が上がり、普段使っていない脳の機能が向上します。

いつも単純な作業だけではなく、複雑な運動を取り入れながら生活していくと眠っていた細胞が活性化します。
隠れ脳硬塞チェックも、行うことで脳の運動になり、脳硬塞に伴う症状の悪化を予防することにつながります。