スロートレーニングでシェイプアップ!ダイエット、バストアップ!

スロートレーニングでシェイプアップ!ダイエット、バストアップ!肉に力が入ったままゆっくりと動作を行うと激しい運動をしたと錯覚した脳は、筋肉を成長させるホルモンを分泌。筋肉を鍛えると同時にシェイプアップ効果

■スロートレーニング
スロートレーニングとは、筋肉に力を入ったままゆっくりと動作を行うトレーニング方法です。
筋肉に力が入ったままゆっくりと動作を行うと、血液の流れが動作中ずっと制限され続け、筋肉を作る様々な物質が溜まっていきます。
すると脳が激しい運動をしたときのように錯覚を起こします。
激しい運動をしたと錯覚した脳は、筋肉を成長させるホルモンを分泌するよう指令を出します。
スロートレーニングは脳をだまし成長ホルモンを分泌させる効果があります。

■スロートレーニングで筋力アップ
激しい運動を行うと筋肉の中に乳酸が出てきます。
乳酸が溜まってくると筋肉自体の中身が濃くなります。
するとまわりから水分を集めてきて筋肉が腫れた状態になります。
そうすると信号となって脳に伝えられ成長ホルモンの分泌を促します。
そして筋肉が成長します。
筋肉の中には血管が流れています。
弱い力で筋肉がずっと力を出し続けている状態(スロートレーニング)が続くと、血管が圧迫され続け血行不良の状態になります。
血行不良になって一番足りなくなるものは酸素ですが、酸素不足の状態に落ち入ると乳酸が出てきます。
これは無酸素運動のときに起こる状態で、本来は強い力を出したときに筋肉が酸素不足に落ち入ると起こるようになります。
すると筋肉は腫れた状態になり、それが信号となって脳に送られ成長ホルモンの分泌を促し、筋肉が成長します。
スロートレーニングは強い力を必要としないため、高齢者だけではなくヒザ痛や腰痛のある人にも効果的な筋力トレーニング方法です。
また負荷の高い筋力トレーニングは血圧が上がるため、スロートレーニングは高血圧の人や動脈硬化の進んだ人にも効果的筋力トレーニングです。

■太ももをシェイプアップするスロートレーニング1
足を肩幅に開く
背筋を伸ばし両手を真直ぐ前に出す
そこから両ヒザをゆっくり曲げていき、太ももが床と平行になるまで下げます
ゆっくり立ち上がりヒザが伸びきらない所で止めます
これを5〜10回行います
こうすることで大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、大殿筋(だいでんきん)などを鍛えることが出来、太ももをシェイプアップする効果があります。

■太ももをシェイプアップするスロートレーニング2
イスに座ります
片方の足をもう片方の足に乗せクロスさせます
上に乗せた足で下の足を押えつけながら、下の足は上に伸ばすように上に力を入れて足の曲げ伸ばしを行います
曲げ過ぎない、伸ばし過ぎないことがポイントです

■ウエストをシェイプアップするスロートレーニング1
まっすぐ立ちます
左ヒジと右ヒザをゆっくりくっ付けます
ヒジとヒザをゆっくり離し、足を床に付けないようにします
これを左右同じようにこれを5〜10回行います
ヒジとヒザが付くように息を吐きながらゆっくり近づけていき、息を吸いながらゆっくり戻しますが、戻した足は浮かしておきます。
こうすることで腹直筋(ふくちょくきん)、腹斜筋(ふくしゃきん)などが鍛えられ、ウエストをシェイプアップする効果があります。

■ウエストをシェイプアップするスロートレーニング2
イスに腰掛け両手でイスをつかみます
両足を揃えてゆっくり上げ、ゆっくり下げます
このとき足が床に着かないようにします
これを5〜10回行います
息を吐きながらゆっくり太もも全体を上に上げるようにして持ち上げます
こうすることで大腰筋(だいようきん)、大腿直筋(だいたいちょっきん)などが鍛えられ、ウエストをシェイプアップする効果があります。

■ウエストをシェイプアップするスロートレーニング3
足を揃えてイスに座ります
ヒザを軸にして揃えた足を左右にゆっくりと持ち上げます
持ち上げる足の反対側に体を倒すとより効果的です

■バストアップするスロートレーニング
座った状態で胸の前で手の平を合わせます
合わせた両手を押し合うように力を入れ、両手を左右にゆっくり動かします
これを5〜10回行います
絶えず胸に力を入れ続けることがポイントです。
こうすることで大胸筋(だいきょうきん)、上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)などが鍛えられ、バストアップの効果があります。