長寿の秘訣!減塩(1日の塩分を9g以下にする)、腹八分目、ゆっくり、よく噛んで食べる、疲れたら無理せず休む、香味野菜で味付け、しっかりダシを取る
■減塩(長寿の秘訣)
塩分の多量摂取は高血圧を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞の原因になります。
■1日の塩分を9g以下にする(長寿の秘訣)
日本人の平均塩分摂取量は11g程と言われています。
2010年4月に厚生労働省により、1日の塩分摂取量の目標値が9g改定されています。
■しっかりダシを取る(長寿の秘訣)
旨味が少ない塩分を補い満足感が出ます。
昆布やかつお出汁を使う料理には、かつお節や粉末昆布を振り掛けるだけで薄味でもおいしく感じることができます。
■香味野菜で味付け(長寿の秘訣)
香味野菜:大葉、ショウガ、ミョウガ
減塩したぶん香味を使えば薄味にピリッと刺激が加わります。
お味噌汁などでも野菜などの具をたっぷり入れ、香味野菜で薄味をカバーすると良いそうです。
■香りを強めて減塩(長寿の秘訣)
私達がふつう食べ物を食べて味を感じる感覚は、実は味覚ではなく、ほとんどが香りになります。
香りを強めたり、香りを足することで塩分を強く感じさせれば、自然と減塩につながります。
また温度が高い程、湿度が高い程、匂いを感じやすくなります。
つまり塩分を減らすには、温かい料理で脳をだますことが効果的になります。
■汁物はフタ付きのお椀で出す(長寿の秘訣)
フタをしておけば保温性も高く、開けたときに香りが強くなるので味を強く感じる可能性が高くなります。
■腹八分目(長寿の秘訣)
食事を腹八分目に抑える
そもそも老化とは、体内の細胞の数が減少し臓器などが機能低下を引き起こすことで進行します。
その原因の一つは細胞を破壊する活性酸素です。
人間は消化の際にも活性酸素を発生します。
そのため食べ物を摂取すればするほど活性酸素は増えて細胞は破壊されてしまい、老化を早めてしまいます。
そのため食事を腹八分目に抑えるのは大切な生活習慣になります。
■ゆっくり、よく噛んで食べる(長寿の秘訣)
カロリー制限を行うと寿命が伸びると考えられています。
満腹感を感じるには少し時間がかかるので、ゆっくり、よく噛んで食べることが重要です。
■疲れたら無理せず休む(長寿の秘訣)
加齢とともに身体の筋肉量は低下します。
さらに運動などで傷ついた筋肉の回復も遅くなるため、年齢なりの身体の回復力に合わせた運動を行うことも大切です。