超悪玉コレステロール予防改善!糖分の過剰摂取が動脈硬化の原因に!超悪玉コレステロールの最大の原因は甘い物の過剰摂取です。3kgの減量またはお腹周り3cm減らすだけでも動脈硬化の予防改善につながります。
■動脈硬化と悪玉コレステロール
動脈硬化とは血管の内側に汚れがこびりつくことで盛り上がり血管が詰まりやすくなることです。
動脈硬化は様々な原因で発症しますが、その原因の一つが血液中に増え過ぎる悪玉コレステロールです。
しかし悪玉コレステロールといっても身体に必要不可欠なものであり、全身に運ばれ細胞やホルモンなどの材料となります。
余分なコレステロールを回収して肝臓に戻すのは善玉コレステロール。
しかし過った生活習慣を続けることで悪玉コレステロールはどんどん増えていきます。
すると増え過ぎた悪玉コレステロールは傷ついた血管壁の隙間に入り込み、白血球によって退治されます。
その残骸が血管壁にこびりつき、血管を狭めて動脈硬化を引き起こしやすくなります。
■超悪玉コレステロール
超悪玉コレステロールの特徴は、その小さなサイズにあります。
超悪玉コレステロールは善玉コレステロールより小さいコレステロールのことです。
高血圧や加齢等とともに少しずつ傷ついていく血管。
傷が大きくなれば悪玉コレステロールでも超悪玉コレステロールも血管壁の内側へと入り込んでいきます。
しかし悪玉コレステロールでは入り込めないようなわずかな傷であっても、超悪玉コレステロールは侵入可能です。
血管壁の内側へと入り込み動脈硬化を進行させてしまいます。
超悪玉コレステロールは誰でも持っているものであり、大切なのはその数を増やさないことにあります。
その数が多い人は3倍も心筋梗塞になる確率が高くなるそうです。
■超悪玉コレステロールの最大の原因は甘い物の過剰摂取
糖分の過剰摂取で血液中のブドウ糖が増加します。
余ったブドウ糖は肝臓に運ばれ、どんどん中性脂肪に作り変えられます。
この大量の中性脂肪が超悪玉コレステロールを生み出しています。
肝臓で作られた中性脂肪とコレステロールは全身に運ばれるときに同じ器の中に入って血液中を流れていきます。
通常であれば器の中は中性脂肪4に対してコレステロール1の割合。
その後、中性脂肪はエネルギーとして消費され、残されたコレステロールは悪玉となります。
器の量は一定なので、中性脂肪が増えるとコレステロールに残されたスペースが少なくなります。
ここで起こるのがコレステロールの小型化です。
この小さくなったコレステロールこそが超悪玉コレステロールになり、血管の中を漂い動脈硬化を引き起こします。
中性脂肪だけではなく、高血糖、高血圧、メタボリックシンドロームはその数を増やす危険因子になります。
■超悪玉コレステロール予防改善
お腹を絞ると大部分の人は薬を飲まなくても良い状態に改善するそうです。
3kgの減量またはお腹周り3cm減らすだけでも超悪玉コレステロールの値は良くなるそうです。
肉等の脂肪や甘い物の摂り過ぎに注意しましょう。