ビタミンの働きと役割!健康効果!

ビタミンの働きと役割!健康効果!ビタミンは私達の身体で作ることが出来ないので食事から摂取が必要。サプリメントで摂取する場合は摂り過ぎると身体に悪影響を及ぼすこともあるので用法・容量を守って利用することが大切

■ビタミンについて
ビタミンには13種類あり、色も違えば形状も異なります。
ビタミンは私達の身体で作ることが出来ないので食事から摂取しないといけません。
ビタミンは“脂溶性ビタミン”と“水溶性ビタミン”の2つに大きく分かれます。
水溶性ビタミン(B群、C)は水に溶ける性質があり、体内に入って一時的に濃度が上がり必要な物は使われ余ったものは尿として排泄されます。
脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は水に溶けずに油に解ける性質があり、体内に入ると脂肪細胞や肝臓に溜め込まれ必要に応じて使われていきます。
十分な食事がとれないなど、どうしても不足する場合はマルチビタミンなどのサプリメントの利用も効果的です。

■ビタミンCでガン治療(ビタミンC超高濃度点滴)
ガン治療のために約3年分所要量のビタミンCを濃度を濃くして週2回点滴します。
ビタミンCを多量に摂ると、身体の中では過酸化水素が発生します。
この過酸化水素がガン細胞を攻撃してくれます。
正常細胞はこの過酸化水素を分解できるので副作用も少ないそうです。
ビタミンC超高濃度点滴はあくまで補完医療なので、抗ガン剤との併用になるそうです。

■サプリメントは用法・容量を守って利用する
抗酸化ビタミンには摂り過ぎると逆に活性酸素を発生させ酸化をしやすくしてしまうものがあります。
活性酸素から生体を守っている防御システムに悪い影響を与えてしまうことがあるそうです。
サプリメントを利用するときは用法・容量を守って利用することが大切です。

■ビタミンの健康効果
●ビタミンA

皮膚や粘膜を健康に保つ、ガン抑制
目を健康に保ち、疲れ目などを防ぎます
体の上皮細胞を正常に保ち免疫機能を維持します
●ビタミンD
カルシウムの代謝を助け丈夫な骨や歯を作る働きを助けます
カルシウムを小腸から吸収して骨や腎臓に運んでカルシウムの吸収や排泄を調節します
●ビタミンE
生体膜の酸化を防ぐ
Eは活性酸素と結びつくことにより過酸化脂質の生成を防いで細胞膜を酸化から守ります
●ビタミンK
血液凝固因子の合成
出血時に血液を凝固させ、ビタミンDとともに骨を丈夫に保つ
●ビタミンB1
細胞が糖質(炭水化物)をエネルギーとして利用するときに欠かせない補酵素
神経系の伝達に関与し、神経の働きを正常に保つ
●ビタミンB2
脂肪の代謝に必要な補酵素
細胞膜に出来た過酸化脂質を分解
●ビタミンB6
アミノ酸の代謝(合成・分解)を助ける補酵素
神経伝達物質の生成を促進
●ビタミンB12
DNAの主成分である核酸の合成に必要なビタミン
神経を修復し、睡眠障害にも効果的
●パントテン酸
糖質・タンパク質・脂肪の代謝に関係しています
栄養素をエネルギーに変える
●ニコチン酸(ナイアシン)
糖質・脂肪・アルコールの代謝を助け、糖尿病や高脂血症の症状を改善
栄養素をエネルギーに変える
お酒を飲んだ後にアルコールの分解を助けるナイアシンがおすすめ
●葉酸
細胞の分裂や増殖に大きく関与
抗貧血作用
アルツハイマーの予防、脳の活性化に葉酸がおすすめです
●ビオチン
糖質のリサイクル・脂肪酸の合成・アミノ酸の代謝にかかわる酵素を補う補酵素として働きます
DNAの成分となる核酸を作る際にも働き細胞の増殖を促進
●ビタミンC
コラーゲンの合成には不可欠
Eととれば抗酸化作用がアップして生活習慣病の予防になります
コラーゲンは体を構成するタンパク質の約30%を占めていて、
細胞と細胞をつなぐ結合組織や骨などを丈夫にする働きがあります
Eはとても酸化しやすい物質ですが、
Cがあると酸化したEを還元して再生します
Cは腸管での鉄の吸収率を約4倍に高めて貧血を防ぐ効果があります
喫煙者はビタミンCが体内で壊れてしまい不足気味になるのでなるべく摂るようにしましょう