笑いと有酸素運動で糖尿病の予防改善!食習慣と運動習慣で血糖値を改善!笑いだけで食後の血糖値の上昇が大幅に抑えられる効果がある。食事を残す勇気を持つことも糖尿病予防改善に大切。一番大事なのは、食習慣と運動習慣を改善。有酸素運動で糖尿病の予防改善。ストレスを取り除くということも、糖尿病を悪化させない
糖尿病が原因で全世界では10秒に1人が死亡していると言われています。
日本でも患者数は予備軍も含め10年前の1.6倍になり2210万人増加しているそうです。
■糖尿病について
糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が上昇し持続する病気です。
食べ物に含まれる糖分は、胃腸でブドウ糖に分解されます。
すると膵臓からインスリンというホルモンが分泌されます。
その作用によって筋肉などの細胞にブドウ糖が取り込まれます。
しかしこのインスリンの分泌量が低下したり、インスリンの感受性が弱まると、血液中にブドウ糖が増加して糖尿病になってしまいます。
糖尿病が自覚症状がないまま進行し、ついには脳硬塞や心筋梗塞など命に関わる重大な合併症を併発する危険性があります。
■糖尿病と血糖値
糖尿病の検査は空腹時の血糖値と食事やブドウ糖を摂った2時間後の血糖値を計って検査します。
それによって分けられるタイプは3つあります。
空腹時の血糖値が110未満で食事2時間後が140未満なら心配のない正常型になります。
空腹時の血糖値が126以上、または食事2時間後が200以上なら糖尿病型になります。
数値が2つのタイプの間なら境界型となり、糖尿病予備軍と判定されます。
■糖尿病の合併症
糖尿病患者の大多数は自覚症状がありません。
血糖値を高いまま放置しておくと身体中の血管が傷つけられ、神経障害・網膜症・腎症と様々な合併症を引き起こしてしまいます。
さらに命に関わる動脈硬化が進み、脳硬塞や心筋梗塞につながってしまうこともあります。
糖尿病により余病(ある病気に伴って起こる別の病気)が起こってしまうということが一番恐い点です。
■食習慣と運動習慣を改善し糖尿病の予防
一番大事なのは、食習慣と運動習慣を改善することです。
一度境界型と診断された人は、一時改善しても油断するとまた境界型に戻り、さらには進行してしまいがちです。
改善のポイントはやはり食事です。
食事が少し多いかなと思ったときは、食事を残す勇気を持つことも糖尿病予防改善に大切になります。
バランスの良い低カロリー食にして血糖値をコントロールするのがポイントです。
2型糖尿病の場合、食事と運動の生活習慣の是正が重要になります。
■有酸素運動で糖尿病の予防改善
血糖値を下げる一番の方法はウォーキング・サイクリング・散歩・水泳などの有酸素運動です。
ブドウ糖がエネルギー源として筋肉に取り込まれるため、血糖値の上昇を抑えることができます。
血糖値は食事の1〜2時間後がピークを迎えるので、食後に運動するのが糖尿病の予防改善に効果的です。
1日おきくらいに、30分〜1時間くらい体を動かすことが大切です。
■笑って糖尿病の予防改善
笑いだけで食後の血糖値の上昇が大幅に抑えられる効果があるそうです。
●ラフタ-ヨガ
ラフタ-ヨガとはインドで誕生したエクササイズです。
腹式呼吸で身体の内側の筋肉を使ってエネルギーを消費します。
声を出して笑うことで自然と腹式呼吸になります。
■ストレスも糖尿病の要因
血糖値はストレスがかかると上昇すると言われています。
ストレスは糖尿病の発症だけでなく、その後の生活にも悪影響を及ぼします。
そのためストレスを取り除くということも、糖尿病を悪化させないことにつながります。