ダニ・カビ予防!ダニ・カビ対策には秋の掃除が大切!

ダニ・カビ予防!ダニ・カビ対策には秋の掃除が大切。秋はダニ自体は少なくなりますが、ダニの死骸やフンが最も蔓延する季節になります。カビやダニ、ダニのフンはアレルギー性のぜんそくや鼻炎、皮膚炎などを引き起こすアレルゲン

■ダニ・カビ予防対策には秋こそ大掃除が必要
大掃除と言えば年末に行うものと考えられていますが、実は秋にこそ大掃除が必要な理由があります。
その原因がダニとカビです。
夏にフル可動したエアコンをしばらく使用せずに掃除しないで置くと、スイッチを入れたとたんに大量に増えたカビの胞子を含んだホコリが飛び出し、部屋中に飛び散ってしまいます。
夏に大活躍したエアコンは結露によって内部にカビが大量発生し、そのカビはずっとエアコン内部に留まっています。
結果、暖房など再び作動させたときに大量のカビの胞子が部屋中に吐き出されてしまいます。
温度と湿度が高い夏に急増するダニ。
しかし涼しくなったからといっても油断は禁物です。
秋はダニ自体は少なくなりますが、ダニの死骸やフンが最も蔓延する季節になります。
カビやダニ、ダニのフンはアレルギー性のぜんそくや鼻炎、皮膚炎などを引き起こすアレルゲンです。
ダニアレルゲンやカビアレルゲン共に夏から秋に、特に10月に多く、室内で飛散することが知られています。
ぜんそくの患者さんは、その時期に悪化しやすいことが良く知られています。
だからこそ秋に大掃除が必要になります。

■ダニに注意すべき場所
●寝室

ベットの頭の端から50cmの範囲は、かなりのフケが落ちています。
ダニはフケをエサにするため、枕元付近に多く発生しやすくなります。
枕元は3日に1回は丁寧に掃除することが大切です。

●絨緞(じゅうたん)
絨緞(じゅうたん)も毛の中にフケが溜まりやすく、ダニにとっては格好の場所になります。

●ソファー
ソファーの上部はフケが残りやすく、ダニが繁殖しやすい場所です。

●畳の上に物を置いた場所
物を重ねて使うと間に湿気が溜まってカビが生えやすくなり、非常にダニにとっては良い場所になってしまいます。
ダニはカビもエサにして増え続けていきます。

■カビに注意すべき場所
●エアコンの吹き出し口

あるデータによると一般家庭のエアコンから検出されるカビの胞子は約10万個ほど。
カーペットの約10倍にも達すると言われています。

●冷蔵庫の下
冷蔵庫の下にはホコリが溜まりやすく、カビが繁殖しやすくなります。

■絨緞(じゅうたん)の掃除方法!ダニ・カビ予防
掃除機を使います。
引く時はゆっくりで押す時の倍以上の時間をかけて引くように掃除します。
掃除機は引く時に吸引力が高まります。
また同じ方向だけで掃除機をかけていると深部のダニが吸引できないので、縦横斜と方向を変えることが大切です。

■ベットの掃除方法!ダニ・カビ予防
干した布団を取り込んだ後にコツがあります。
布団を干した後は表面にダニのフンや死骸が残ってしまいます。
それを取るには掃除機が一番です。
このときゴミ受けネットを活用すると掃除っがしやすくなります。
ゴミ受けネットを掃除機の先に付けて吸引すると布団の吸引による詰まりがなくなり掃除しやすくなります。

■エアコンの吹き出し口掃除方法!ダニ・カビ予防
エアコンの吹き出し口の奥に潜むカビが部屋に蔓延し空気を汚しています。
割箸にペーパータオルを巻き付け、そのカビ取り棒とエアコンの通気口に消毒液エタノールを吹きかけて付着したカビとホコリを拭き取ります。

■ブラインドの掃除方法!ダニ・カビ予防
渇いた軍手をはめて雑巾(ぞうきん)代わりにし、ブラインドを指で挟んで掃除します。

■冷蔵庫の下の掃除方法!ダニ・カビ予防
針金(はりがね)にストッキングをかぶせて冷蔵庫の下を掃除します。
ストッキングは化学繊維による静電気でホコリを寄せつける効果もあります。
テープなどで連結して使えば奥の方まで綺麗に掃除できます。

■浴室の掃除方法!ダニ・カビ予防
初期のカビは、すぐブラッシングしたりすれば取れる物が多いです。
使い古しの歯ブラシを使うと効果的にカビを除去できます。
さらに毛先が開いていると力が伝わりずらくなるので、開いている毛先のサイドの部分をカットして使うと良いです。
中央を高くすることで溝にもブラシが行き届くようになります。