クエン酸の健康効果!エネルギー回復!疲労回復!毎日を健康に過ごすには、いち早いエネルギー回復がポイントです。クエン酸は疲労物質を取り除くのではなく、運動後に消費した糖の回復を早くしてくれる効果が期待
■クエン酸について
クエン酸は酸味のある果物などに含まれる成分。
梅干し一粒には約0.5g、レモン1個には約4g含まれています。
毎日を健康に過ごすための身体作りには、いち早いエネルギー回復がポイントです。
クエン酸を上手に摂って体調管理をしっかりするのも重要です。
■クエン酸の唾液効果
酸っぱいものを食べると、殺菌力のある唾液や胃液、さらに微生物の増殖を抑える胆汁が多く分泌されます。
■クエン酸のエネルギー回復効果
これまで乳酸が疲労の原因だと言われ、クエン酸を摂れば乳酸が取り除かれ疲労が回復できると考えられていました。
乳酸とは疲労物質ではなく、実はエネルギーと考えれれています。
クエン酸が乳酸を対処し、疲労が回復するというのは誤りと言われています。
運動する際たくさんの糖がエネルギーとして使われます。
本来なくなった糖を再び合成するには多くの時間がかかります。
ところがクエン酸が代謝の過程で入ると糖が代わりにエネルギーとなるため、そのぶん糖の合成時間をかせぐことになり、より早く糖を元に戻すことができます。
つまりクエン酸は疲労物質を取り除くのではなく、運動後に消費した糖の回復を早くしてくれる効果が期待されています。
クエン酸はちょっと気を付ければ食品からでも十分摂れます。
気を付けてメニューに取り入れると効果的です。
■お酢でエネルギー回復
お酢の酸味は酢酸という物質で、体内に入るとクエン酸に変化するためクエン酸と同様の働きをしてくれます。
また運動後のエネルギー回復でクエン酸と一緒に摂ると効果的なのが炭水化物です。
■運動後にオレンジジュースでエネルギー回復
オレンジジュースにはクエン酸の他、すぐにエネルギーとなる果糖が含まれているため、運動後のエネルギー回復に理想的な飲み物になります。
■運動後にラクタンバナナでエネルギー回復
ラクタンバナナは普通のバナナに比べて約1.5倍のクエン酸が含まれているそうです。
■クエン酸の摂取ポイント
パンやごはんなどの主食の中に含まれている炭水化物を、クエン酸と一緒に摂るとエネルギー回復に効果的です。
ただしクエン酸を炭水化物と組み合わせたり果物から摂る場合、食べ過ぎると体重過多・肥満の原因になります。
私達の身体は寝ている間にもエネルギーを消費するため、朝食にクエン酸と炭水化物を摂り1日のエネルギーを補充するのもポイントです。
クエン酸は胃酸の分泌を促すので、取り過ぎは胃酸過多や胃炎の原因になることもあります。