中高年の睡眠改善方法!いねむり予防!中高年の睡眠アップのポイント●午後1〜3時の間に30分以内の短い昼寝●夕方に軽い運動●夕方に光を浴びる●就寝前に40℃のお湯で温まります●寝室の暗い場所でテレビは見ない
「眠りが浅い」「寝つきが悪い」「何度も目覚める」「超早起き」などこんな理由で、中高年になると本当は眠りたいのに眠れないことが多くなっていきます。
若い健康な人は、眠り入りはじめに深い眠り(ノンレム睡眠)に入り、その後浅い眠り(レム睡眠)と深い眠りを繰り返しながら、朝目が覚めます。
しかし中高年になってくると就寝してから眠りにつくまでの時間が長く、深い眠りにつくことなく浅い眠りを繰り返し、トイレに行く度に寝つけなくなってしまい早く目覚めてしまいます。
■いねむりが寝つけない原因
中高年は朝早く起きても眠気が残ったまま続き、力尽きて夕方いねむりをしてしまいます。
いねむりをしてしまうと日中に溜まるはずの眠気が解消されてしまいます。
すると次の眠気が十分溜まらないまま就寝時間を迎えてしまい、すぐに睡眠に入れなくなってしまいます。
■夕方のいねむり予防対策
●昼寝を早い時間帯に行う
昼寝は午後1〜3時の間に短くとる。
昼寝は30分以内で。
昼寝は食後が狙い目で、副交感神経の活動が活発になるのでリラックスして眠くなりやすくなります。
●夕方の運動
眠くなる夕方に身体を動かすことでいねむりを予防します。
●夕方にも光りを浴びる
光は浴びるタイミングによってリズムが変わります。
■就寝前のお風呂で睡眠力改善
深部体温を急激に下げるようなことをすれば人は眠くなります。
お風呂に入ると、お湯で身体が温められるので深部体温は上昇します。
入浴した後、高かった深部体温を下げようと手足の毛細血管を拡張して熱を逃がそうとします。
このとき強い眠気を感じます。
お湯は40℃で、あまり熱くないお湯で半身浴が良いそうです。
お風呂から上がって、汗がひくのを待って布団に入りましょう。
だいたい寝る1〜2時間前の入浴が良いと言われています。
■中高年の睡眠アップのポイント
●午後1〜3時の間に30分以内の短い昼寝
●夕方に軽い運動
●夕方に光を浴びる
●就寝前に40℃のお湯で温まります
●寝室の暗い場所でテレビは見ずに、明るい場所でテレビを見て夜の光を浴びる
■眠れないことをあまり深く考えない
目覚めが悪くなるのは、早い人で40歳くらいから始まります。
若い時のような100%の睡眠は、基礎代謝の低下などにより難しくなっていきます。
中高年になって睡眠時間が短くなってくるのは理にかなったことになります。
ただ睡眠はある程度意識的に決めることができるので、目覚ましなどで決めることもできます。
仕事などスケジュールに間に合う分には、それ以上はあまり深く考えない方がよいそうです。
日中に体調の問題が無ければ、夜中に目が覚めても気にしないことも大事です。
床につくと眠れないが、電車の中でうとうとするということは良くあります。
眠れないときは思い切ってベッドから出てしまうのも一つです。