春の健康ポイント!生活習慣の予防改善!生活習慣の工夫で健康上の気になる数値と上手に付き合いましょう。二日酔い、トレッキング、卓球、肩コリ、ストレス、脂肪肝、尿酸値、血糖値の健康ポイントを紹介いたします。
■二日酔いの健康ポイント
春は送別会や歓迎会、お花見など何かとお酒を飲む機会が増える季節です。
度が過ぎると健康にも悪影響を及ぼします。
肝臓ではアルコールなどを分解するさいに肝臓に悪影響を与える活性酸素が発生します。
ゴマに含まれる抗酸化物質には活性酸素を抑制する働きがあり、肝臓を保護してくれます。
その結果アルコールなどの分解を促してくれます。
■トレッキングの健康ポイント
ウォーキングの2倍の運動量があると言われるトレッキング。
日を追うごとに暖かくなっていく春はトレッキングには最高です。
トレッキングのときに腕を大きく振り大きな歩幅で歩くのは疲労の原因になります。
疲れにくい歩き方のポイントは、足を肩幅程に開き歩幅を小さくすることです。
太ももも大腿四頭筋の負担が減り、安定した姿勢で楽に歩くことができます。
また手の位置は腰より上にしてあまり手を大きく振らないことがポイントです。
手を下げたままだと血流が悪くなり、むくんでしまうので注意しましょう。
運動時の水分補給は、一般的に1時間に1回、およそ200mlずつこまめに補給するのが良いとされています。
■卓球療法
卓球では小さなピンポン球を目で追うことで集中力がアップし、脳が活性化する効果が期待できます。
卓球は手軽に高い運動効果が得られるスポーツです。
■肩コリの健康ポイント
肩コリ改善のカギは僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)の柔軟性です。
僧帽筋の柔軟性は、首を横に傾けそのまま耳が前にくるように首を回し、耳たぶから肩までの距離を測定します。
左右とも10cm以内がコリのない柔軟性のある筋肉の目安です。
肩甲挙筋の柔軟性は、首を傾け鼻を肩の方に向けるように回し鼻先から肩までの距離を計測します。
ことらも左右ともに10cm以内がコリのない柔軟性のある筋肉の目安です。
●肩コリ改善方法1
まず正座をし、お腹にクッションを挟みます
そして手の平を上に向け腰を真直ぐ伸ばしたまま手を前に移動し5秒間同じ姿勢をキープ
これを10回繰り返します
この体操により肩まわりの筋肉が伸び柔軟性が上がり肩コリが改善されます
●肩コリ改善方法2
腕を斜下45度に伸ばしながら耳と反対側の肩に近づけそれを5秒間キープ
次は鼻を近づけ5秒間キープ
左右両方合わせて5回繰り返します
●肩コリ改善方法3
両腕を前に伸ばしアゴを引いたまま両腕を曲げ、胸を反らして5秒間キープ
次にヒジを脇腹につけ5秒間キープ
一連の動作を10回繰り返します
●肩コリ改善方法4
壁によりかかって座りヒザを立てます
両腕を頭の後ろに組み、アゴを引いて上体を反らし5秒間キープ
一連の動作を10回繰り返します
■春のストレスの健康ポイント
春は職場など身の回りの変化でストレスを感じやすい季節です。
近所をウォーキングすることなども小さな旅行と考え、自然の色を目で楽しむことがストレス解消に効果的です。
心の切りかえもストレス解消効果が期待できます。
切りかえる一つの手段として音楽もあり、音楽に誘導される形でリラックスムードに変わります。
仕事前や休憩前に音楽を利用して気分を切りかえるのも効果的です。
●ビタミンCでストレスに予防
ビタミンCはストレス対策に有効です。
私達の身体はストレスを感じるとストレスに抵抗するホルモン(コルチゾ-ルなど)を作るためにビタミンCを多く消費します。
ストレス対策には積極的なビタミンC摂取が大切です。
受けたストレスをその日のうちに解消し新生活を乗り切りましょう。
■脂肪肝の健康ポイント
人間ドック受診者のおよそ30%以上もの人が指摘されているという脂肪肝。
脂肪肝はお酒を飲んでいる人はもちろんそれ以外にも原因があります。
それがタンパク質不足です。
タンパク質が不足すると肝臓の中性脂肪を運ぶことができず脂肪肝になりやすくなってしまいます。
脂肪肝予防にはバランスの良い食生活が大切です。
■尿酸値の健康ポイント
尿酸値は血液中の尿酸濃度をあらわす数値です。
この尿酸値が高くなると発症するのが痛風です。
いまや患者数は30万人〜60万人いると言われ、痛風予備軍は約600万人とも言われています。
この尿酸の原因とも言われているのがほぼ全ての食べ物や飲み物に含まれているプリン体です。
プリン体は遺伝子の核を構成する物質です。
このプリン体が肝臓で分解されると尿酸になります。
プリン体は細胞の核の中にあり、細胞の数が多い程プリン体の数も多くなります。
■血糖値の健康ポイント
日本人は空腹時より食後に血糖値が上がりやすい体質の人が多いそうです。
血糖値の上昇を防ぐポイントは朝にあります。
朝は血糖値が上がり易い時間帯なのでコントロールに注意が必要です。
ごはんは糖質以外に水分も多く含まれています。
そのため消化吸収のスピードが遅くなり、血糖値の上昇も緩やかになります。
同じ糖質でも食品の種類によって血糖値の上がりやすさは異なるので注意が必要です。
朝ごはんにお味噌汁から食べると水分が糖質の急激な吸収を妨げ血糖値の上がるスピードが緩やかになります。
生活習慣の工夫で健康上の気になる数値と上手に付き合いましょう。