低カロリーダイエット!脳の飢餓スイッチをオフ!

低カロリーダイエット!脳の飢餓スイッチをオフ!糖質6割で飢餓スイッチをオフ。低カロリーダイエットは2週間くらいから効果があらわれ、5ヶ月ほど続けると体脂肪が正常になる

■脳の飢餓スイッチ
私達の脳は、ほぼ糖質だけをエネルギー源とする臓器です。
そのため食事からの糖質が不足すると、脳はエネルギー不足に落ち入ってしまいます。
このような状態が何ヶ月も続くと脳は「飢餓だ」と判断してしまい、脳の「飢餓スイッチ」をオンにしてしまいます。
すると食べた物を使うより蓄えようと判断するようになります。

■低カロリーダイエットの失敗原因
普通はカロリーを減らせばその分溜まった脂肪が燃やされ消費します。
ダイエットをしてご飯を減らすと食べた物が体内で燃え、また足りない分は体脂肪を使って燃やします。
ところが糖分が不足した低カロリー食を摂ってると脳がエネルギー不足を感じてしまいます。
そして脳の飢餓スイッチが入ってしまい脂肪は燃やされず溜め込まれてしまいます。

■隠れ肥満の症状
・体脂肪率の増加
・冷え性
・低体温
・目覚めの悪さ
・体のだるさ
・低血圧

■交感神経と脳の飢餓スイッチ
交感神経とは体を活発に働かせるための神経です。
脳の飢餓スイッチがオンになると交感神経が低下し、生命活動のレベルが低下します。
つまり体全体で省エネモードになってしまいます。
心拍や血圧を下げ、冷え性・低体温で体はだるくなり、低血圧の症状も出てきます。
最終的には筋肉や内臓を分解してでも脳に必要な糖質を作ろうとします。

■糖質6割で飢餓スイッチをオフ
●脳の飢餓スイッチをオフにして低カロリーダイエットを成功させるための黄金比率

タンパク質:20 脂質:23 糖質:57
簡単に言えば糖質のカロリーを6割にすれば脳の飢餓スイッチをオフにしておくことが出来ます。
また糖質の摂り方にも注意点があります。
菓子パンやおにぎりだけで済ませようとすると効果が低くなってしまいます。
同じ糖質でも砂糖などの甘い糖類は吸収が早いため、血糖値が短時間で上がりすぐに下がってしまいます。
おにぎりだけではなく、ご飯と野菜などの繊維質や消化しにくい物と一緒に摂ると、血糖値がゆっくり上がって、ゆっくり下がっていきます。
そのため飢餓スイッチがオンになることがなくなります。

■低カロリーダイエット食の考え方
タンパク質2品目
糖質(炭水化物)は必要最低限は絶対に摂る
果物かイモどちらか1つ
脂質(油:大さじ半)
野菜・きのこ・海藻を適量

●タンパク質
・牛乳(120ml)
・チーズ(1枚)
・たまご(1個)
・魚(1切れ)
・赤身の肉(50g)(赤身のハム4〜5枚)
・豆腐(1/4丁)

●糖質
・ごはん(子供茶碗1杯)
・パン(8枚切り1枚)
・ゆでめん(半玉)
・イモ(卵大)
・果物(半分)

●脂質
・油(大さじ1/2)

野菜・きのこ・海藻たっぷり

●食べる順番
まず汁物を摂り、おかずを半分食べてからごはんを摂ります。
こうすると血糖値がゆるやかに上がっていきます。
すると少ない量でも満腹感を感じられます。
低カロリーダイエットは2週間くらいから効果があらわれ、5ヶ月ほど続けると体脂肪が正常になるそうです。