トレッキングで健康増進!

トレッキングで健康増進!心肺機能向上・血流促進・脳の活性。トレッキングには長時間の有酸素運動効果。トレッキングには負担なく心肺機能を向上させ、さらに多くの酸素を取り込むことにより血流は改善し脳を活性させる効果あり

現在トレッキング人口は約2630万人。
その数はジョギングやウォーキングと同等に大変メジャーなスポーツとなっています。
そんなトレッキングには様々な健康効果があります。
トレッキングは平地を歩くよりも時間を感じさせず、美しい景色を楽しみながら想像以上のカロリーを消費することが可能です。

■トレッキングの主な健康効果
・心肺機能向上
・血流促進
・脳の活性
長時間の有酸素運動により負担なく心肺機能を向上させ、さらに多くの酸素を取り込むことにより血流は改善し脳を活性させる効果もあります。

■トレッキング時の「足つり」「けいれん」
汗をかいた時に体内の電解質(ミネラル)バランスが崩れることが原因で、筋肉のけいれんや足つりを引き起こしたりします。

■トレッキング時の服装
服装は動きやすいのはもちろん、ケガや虫刺され防止のため肌の露出の少ないモノがオススメです。

■トレッキング時の靴
靴ははき慣れたものを選び、山道を安全に歩くため靴底は平らなものではなく、滑り止め加工を施してある靴を選ぶようにしましょう。
トレッキング用の靴ブーツ

■トレッキング時のリュックはチェストベルトやウェストベルトが付いたもの
リュックのチェストベルトやウェストベルトがないと、荷物の重さにより体の重心が反ってしまい疲労の原因にもなります。
ポイントは重心を真っ直ぐにするためにベルトを使い、腰骨の上でリュックを固定することです。
こうすることで体への負担が軽減されます。
リュックはベルトのあるものを選びましょう。

■トレッキング出発前のメディカルチェック
両手を平行に上げて直線を歩いたとき、真っ直ぐ歩くことができない場合は脳に大きな問題がある可能性があります。
そんな時はトレッキングを控え、いちど医師の診察を受けましょう。

■トレッキングの正しい歩き方
トレッキングの際、腕を大きく振り、大きな歩幅で歩くのは疲労を生む大きな原因になります。
疲れない歩き方のポイントは、足を肩幅ほどに開き、歩幅を小さくすることです。
すると太ももの大腿四頭筋の負担が減り、安定した姿勢で楽に歩くことができます。
さらに手を腰より高い位置に置き、振らないようにすると良いです。
手を下げたままだと血流が悪くなりむくみ易くなってしまいます。

■トレッキング時の休憩と水分補給
休憩は1時間に1回。
約15分程を目安にとりましょう。
また休憩時の際に水分補給を取ると良いです。
水分補給は1時間に約200mlほどが適量になります。

■疲れてきたらつま先にクッションを入れる
足が疲れてくると重心が前にくるので、正しい姿勢で歩くよう、つま先の下にクッションを入れると疲れを軽減してくれます。

■トレッキングの7つ道具
・地図
・コンパス
・雨具
・着替え
・水筒
・テーピング
・非常食
 ミネラルの補給(梅干し・塩昆布)
 糖分の補給(コンデンスミルク・乾パン)
 汗をかくことで失われがちなミネラルなどを効率的に補給することが可能です。

■森林でのトレッキングにはリラックス効果がある
清らかな風が運ぶ木の香りの中には、フィトンチッドと呼ばれる樹木からの揮発性物質が含まれ、ストレスの原因でもあるコルチゾ-ルを低下させリラックスさせる効果が得られます。

■トレッキング時の階段の上り方
ポイントは後ろ足の力で上がる事と、上がる時に息を吐く事が大切です。
楽に階段を上がるポイントは、息を吐きながら後ろ足で上る事です。
息を吐くことによって力が入りやすくなり階段を上るのが楽になります。

■トレッキング時の食事
ソバなどの炭水化物は消化も早くトレッキングに適しています。

■下山のさいは登山用ストックも使う
下山の際は転倒事故が多くなりがちです。
下山時の足への衝撃が登りの2倍にもなります。
そのためヒザへの負担が大きくかかります。
登山用ストックなどを使えば足への衝撃を分散させることが出来ます。
登山用ストック

■トレッキングはジョギングと同じ消費カロリー
トレッキングはジョギングと同じ消費カロリーになります。
例えば4時間のトレッキングは4時間のジョギングと同じ消費カロリーになり、ジョギング4時間は時速8kmで走ったときに32kmにもなります。
これは山手線一周の距離とほぼ同じになります。
さらにウォーキングなどと比べると2倍の消費カロリーになります。