夏の美肌対策!紫外線予防!

夏の美肌対策!紫外線予防。夏場は汗をかいたらシャワーなどで汗を洗い流す。あせもには保湿クリームで予防対策。レモンは夜摂取・使用。美肌には睡眠時間は3時間以上。メタボ対策、バスボム、保湿で美肌対策。ヨガ・ストレッチで血行促進

夏と言えば蒸し暑く汗をかきますが、汗は人が生命を維持していくために欠かせないものです。
汗には体温調節機能があり、熱の放出を助ける働きをしています。
汗をかいて放っておくと角質がふやけ、汗の刺激で肌に炎症を起こしてしまいます。
代謝が早まり過ぎ、まだ角質化していない細胞が上へと上がっていき肌バリア機能が衰えてしまいます。
そのため汗などで肌の表面はしっとりしていても内部は乾燥状態になっています。
いわゆる隠れ乾燥肌・インナードライに落ち入ってしいます。
さらにはかゆみを引き起こし肌の炎症が悪化し、湿疹やかぶれ、あせもなど肌のトラブルの原因にもなってしまいます。
だからこそ夏もしっかりとした乾燥肌対策が必要です。

■隠れ乾燥肌・インナードライ対策
夏場の汗のかきっぱなしは肌にはよくありません。
汗にはいろいろな成分が含まれているので、それが刺激となって肌が炎症を起こしてしまいます。
一番効果的なのはシャワーなどで汗を洗い流すことになります。
タオルなどでこするように拭くと角質が傷付き肌荒れの原因になります。
特に外出時の対策としては、ウォータースプレーなどで水を多めにかけ汗を洗い流してからハンカチやタオルなどで軽くおさえて水気を取ることが大切です。

■あせも対策
夏でも保湿クリームなどを塗ると汗が直接肌につきにくくなります。
保湿クリームがバリア-の役割を果してくれます。

■レモンは使用する時間により美肌に悪影響が
ビタミンCが多く含まれているので肌にもいいとされるレモンですが、レモンの皮には肌への紫外線の感受性を高めるソラレンという精油成分が含まれています。
このソラレンを過剰に摂取し紫外線を浴びると、肌が色素沈着しやすくなりシミなどができてしまう恐れがあります。
レモンの他にもセロリ、パセリ、キュウリなどにも同様の成分が含まれているので注意が必要です。
ソラレンは摂取後6〜8時間経つと肝臓などで分解されるので夜食べる分には問題ないそうです。
肌のためには朝と昼にはなるべく避けたほうが良いです。
また肌パックとしてもよく使われますが、レモンやキュウリを肌に直接つけてもビタミンCは吸収されません。
逆にソラレンが付着しシミが出来やすくなってしまいます。

■美肌に必要な睡眠時間は3時間以上
きれいな肌を作るためには良い睡眠をとることがなによりも大切です。
これまで肌の再生が最も活発な時間帯は午後10時〜午前2時とされてきましたが、最近の研究では美肌のゴールデンタイムは存在しないとされています。
なぜなら肌細胞の新陳代謝を高める成長ホルモンが最も分泌されるのは睡眠が深い状態で、寝始めてからの3時間になります。
つまり寝る時間帯は関係ないそうです。
美肌を作るためには何よりも睡眠の質が重要になります。

■メタボ対策で美肌対策
肥満ぎみの人は脂肪分が多くどことなく肌が潤おっているイメージがありますが、実は内臓脂肪が溜まると肌にダメージを及ぼすことが最近の研究結果によってあきらかになっています。
糖尿病など生活習慣病予防につながることから注目されている善玉ホルモン“アディポネクチン”。
アディポネクチンには皮膚の保湿力を高め肌に張りや潤いを与えるヒアルロン酸の合成を促進する働きがあります。
しかし内臓脂肪が増えてしまうとこのアディポネクチンの分泌量が減少してしまいます。
メタボ傾向にある人はヒアルロン酸も減少し肌に悪影響を及ぼすことにもなってしまいます。
規則正しい食生活や適度な運動などで内臓脂肪を減らしていくことは健康面ばかりでなく肌にとっても大切なことになります。

■手作りバスボムで美肌対策
ビニール袋の中に重曹60g、クエン酸30gを入れます
水を5ccを霧吹きで吹き掛けます
手早く混ぜ粘土状になるまで揉みます
クッキーの型などに入れて乾燥するまで数時間待ちます

お湯に溶けた炭酸ガス(二酸化炭素)は皮膚に吸収されると血管を拡張し血行を促進し肌の新陳代謝を促してくれます。
重曹はせっけんと同じように毛穴や汗腺の皮脂よごれを取る働きがあります。
クエン酸は雑菌の繁殖を抑制する働きがあります。
重曹とクエン酸を使うため風呂のよごれも落ちやすくなり、風呂掃除が楽になります。

■二重手袋で手の美肌対策
皿洗いなどの水仕事をする前はゴム手袋をして行うようにしましょう。
手袋をする前には、ハンドクリームを指先まで丁寧に塗ります。
最初にするのはゴム手袋ではなく木綿の手袋を装着します。
その上からゴム手袋をして二重に保護します。
そしてぬるま湯で食器などを洗います。
ハンドクリームを塗ってから手袋をするだけでも保湿効果はありますが、さらにぬるま湯の温度がプラスされることによって潤い効果がアップします。

■ヨガ・ストレッチで美肌対策
毎晩お風呂上がりなどにに10〜15分ほどおこなうと良いです。
血行が悪いと肌の調子が悪くなるので、その点ヨガ・ストレッチは肌にとても効果的です。

ヒザを床につけ、ヒザを腰幅に開いて両手を腰に添えます
上半身を反らし片手ずつカカトをつかみます
この体勢で3〜5回腹式呼吸を行います

このポーズは首まわりのシワの改善につながります。
上半身を反らしただけでも効果が期待できます。