紫外線予防対策!

紫外線予防対策!紫外線対策のポイントは日焼けしないように予防することが大切です。日焼け止めクリーム・屋外に出るときはサンカット帽子を使う・窓ガラスにはUVカットのフィルムを貼る・夏場の日差しの強い時は白い服装は避ける

■紫外線について
紫外線は波長の違いでUV-A波・UV-B波・UV-C波の3種類に分けられます。
UV-C波はオゾン層にほとんど吸収されますが、UV-A波とUV-B波は地表届き私達に影響を与えています。
波長の長いA波は肌の奥にある真皮の繊維を壊し、シワやたるみなどの原因になります。
一方B波は表皮細胞のDNAに直接ダメージを与え肌の炎症を引き起こします。
B波はA波より皮膚への有害作用が1,000倍以上にもなります。
体に影響を及ぼす紫外線は5月〜8月が最も多く、1日では午前10時〜午後2時が特に多い時間帯になります。
さらには目にも影響を及ぼし、春から秋にかけての午前9時頃と午後2〜3時頃は昼間の約2倍の紫外線を目に浴びることになります。
日光浴でビタミンDが作られますが、食物からでも十分摂取できます。

■光老化による影響
実は紫外線のダメージは若い頃から蓄積し、一定の年齢に達すると加齢による老化も手伝い一気に表にあらわれます。
その影響はシミやシワだけではなく最悪の場合、腫瘍や皮膚癌を引き起こすこともあります。
さらに免疫力の低下や白内障を含む目へのダメージなど、健康を害する影響もあります。
光老化は夏の太陽を1時間浴びると皮膚細胞の約5万個の遺伝子に傷がついてしまいます。
また太陽を10分浴びると皮膚の免疫機能が低下してしまいます。
紫外線をわずか5分浴びただけで肌の真皮にダメージが生じ、シワやたるみの原因になるおそれがあります。

■紫外線の反射
私達は上からだけではなく反射によっても様々な方向から紫外線を受けています。
紫外線をブロックしているかに見える日陰も、量が少ないとはいえ日なたの半分の紫外線を浴びているので油断は禁物です。
水は紫外線を反射する力が強く、反射率は10〜20% 土や芝生の上よりも紫外線の量が増えてしまいます。
ガラスは紫外線を通す性質があるため反射が少なくなります。
逆に室内では窓辺に立つと屋外とほぼ同じ量を浴びてしまうことになります。
紫外線の意外な危険ゾーンは白い壁の近くなどです。
白い色は反射率が非常に大きいため紫外線の量もいっきに倍増してしまいます。
ちなみに白い服装でも紫外線量が増えてしまいます。 白い服装はまるで反射板。
夏場の日差しの強い時は白い服装は避けた方が良いです。

■山や雪山は注意が必要
標高が1000m上昇するごとに紫外線B波は10〜20%増加します。
また雪の紫外線による反射を含めると大量の紫外線を浴びてしまうので、しっかりした紫外線対策が必要です。

■子供への紫外線対策
紫外線対策は子供の頃からのケアが大切です
・日焼け止めクリームの回数や量を調節する
・屋外に出るときはサンカット帽子を使う
 サンカット帽子は皮膚の薄い首のダメージを防止し、
 約7cmの広いつばがアゴの先まで紫外線をブロックしてくれます
・袖のある水着でUVカット
・木陰を作るなどして直射日光を防ぐ工夫をする

■紫外線予防対策方法
紫外線対策のポイントは日焼けしないように予防することが大切です。
・日焼け止めクリーム
・屋外に出るときはサンカット帽子を使う
・窓ガラスにはUVカットのフィルムを貼るなどして紫外線を防ぐ工夫が必要です
・夏場の日差しの強い時は白い服装は避ける
・白い壁などを避ける。