子供の能力アップや老人の認知症予防に!オキシトシン効果!

■オキシトシンについて
ホルモンの一種であるオキシトシンは、人と人との信頼感系を生んだり、より深めたりします。
オキシトシンは人間だけではなくサルや犬などの脳内でも分泌され、飼い主になれないなどの症状を改善する効果もあります。

■オキシトシンで親子の絆が生まれる
オキシトシンは出産や授乳のときに大量に出るホルモンです。
授乳の際には、母親の脳内で5分に1回分泌されると言われています。
親が子供を抱いていたり、触れたりすることで、子供にもオキシトシンが分泌され、親子の絆が生まれます。
子供の頃に心地よい思いを与えられてオキシトシンが脳内で作られている子供は、成人してから自分の子供を持ったとき上手に子育てをすることが出来ます。

■オキシトシンで学習能力アップ
オキシトシンは親子の信頼関係を生むばかりか、子供の学習能力を高めてくれる大切なホルモンです。
オキシトシンはストレスを抑える働きがあり、産生されると学習能力が高くなったりストレスに強い脳になったりします。

■オキシトシンの分泌には個人差があります
●オキシトシンが出にくい人は?

相手の愛情を信じきれず不安になり、束縛しがちになります。
ストレスが強くキレやすい

●オキシトシンが出やすい人は?
相手の愛を疑わず、信頼感系が深まりやすい
どんなときも穏やか

■オキシトシンチェック
1:よく“かわいい”を連発する
2:同性同士で井戸端会議をするのが大好き
3:赤ちゃんを見るとすぐ抱きかかえたくなる
4:店員と仲良くなって買い過ぎることがよくある
5:人によく触る
6:よくキスをする
7:親友と呼べる友達がいる
8:異性と付き合うと長い(3年)
9:あまりストレスが溜まらない

当てはまるものが 7つ以上だとオキシトシンが出やすい人
4〜6つは普通
3つ以下はオキシトシンが出にくい人

■タクティールケア(スウェーデンマッサージ)
タクティールケアとは、やさしくさするマッサージのことです。
やさしくさするようにマッサージするとオキシトシンの分泌量が増えます。
タクティールケアは、ご老人の方、認知症の方に効果があるとされています。
幼稚園児や小学生の子供たちにも同じように良い効果が表れます。

■家庭で出来るタクティールケア(オキシトシンを出す方法)
まず両手で相手のテを包み込みやさしくさすります
これを3回 小指から順に円を描くように上下左右まんべんなくさすります
1本の指に対して2回 5本の指すべて行います
力を入れないように注意しましょう
ポイントは相手から手を離さないようにすることです
手のひらをやさしく円を描くようにさすります
最後に手のひらを手首から指先までさすります

これを1セットとして左右両手で行います
10〜20分ゆっくり時間をかけて行います

■ペットと触れあう
犬などのペットがいたらやさしくさすることでペットのオキシトシン量が高くなり、また自分のオキシトシン量も高くなります。