冷凍調理術!冷凍で美味しさアップ!

冷凍調理術!冷凍で美味しさアップについて
■小松菜の冷凍調理術

茹でずに冷凍保存するのがポイントです。
小松菜を冷凍するとビタミンCの量が増える効果があります。
通常、茹でると細胞が壊れて柔らかくなっりますが、茹でずに冷凍すると氷のつぶが中で細胞を柔らかくしてくれます。
そのため解凍した状態でおいしく食べることができます。
生野菜を冷凍してから解凍すると、細胞を包んでいる膜も壁も壊れてしまいます。
これが生野菜を解凍したときにグズグズになってしまう理由です。

■シジミの冷凍調理術
シジミを真水ではなく1%の塩水に4時間つけておくと旨味成分の量がアップします。
さらに水からあげて3時間置いておくとシジミらしい美味しさがぐっと増えます。
シジミを冷凍保存すると、アミノ酸の一種オルニチンの量が4倍にも増えます。
これは生きたシジミが冷凍されるときに、体温が下がっていくときに凍るまいとして自分で体液を濃くしようとするために旨味成分が増えるのではないかとされています。
ただしアサリやハマグリではこの効果はでないそうです。

■キュウリの冷凍調理術
キュウリをスライスして砂糖とお酢を加えて冷凍保存すると、解凍するだけでいつでもシャキシャキのキュウリの酢の物が味わえます。
キュウリの水分が凍るとき、近くにある水分を引き付けることで氷りのつぶは大きく成長し細胞は壊れてしまいます。
ところが酢や砂糖はこれを邪魔する働きをしてくれるため、水分子とくっついて水が自由に動けないようにします。
そのおかげで氷のつぶが大きくならず細胞の破壊が抑えられます。

■大根の冷凍調理術
大根に砂糖や醤油を加え、生のまま冷凍保存します。
こうすることで細胞が壊れるのを抑えることができます。
食べるときには凍ったまま鍋に入れる軽く煮込みます。
細胞の壊れをうまく利用すると生の大根をそのまま煮込むより美味しく調理できます。

■豚の生姜焼きの冷凍調理術
肉を冷凍すると細胞の中や外側に大きな氷の塊が出来、溶けるとドリップもたくさん出てしまうので中身がスカスカになってしまいます。
このとき壊れた細胞からはタンパク質分解酵素プロテアーゼが出て、筋肉や細胞のタンパク質をミクロの世界で分解してくれます。
この働きによって柔らかい豚の生姜焼きになります。
しかし氷の働きによるダメージは大きく、口の中で感じるのはボソボソスカスカの柔らかさになります。
しかしお肉を漬け込んでから冷凍すると、出来る氷のつぶが小さくなり細胞の破壊も少なくてすみます。
こうなるとプロテアーゼの働きが感じやすくなり、生姜に含まれるプロテアーゼも働き肉がさらに柔らかくなります。
またこの方法だと味が染み込みやすいので調味料を減らすことが出来ます。

■タマネギの冷凍調理術
タマネギをスライスし冷凍。
解凍したときはそのまま鍋に入れて炒めます。
通常アメ色になるまで何分も炒め込まないといけませんが、冷凍しておいたものは短時間で炒めあがります。
つまり加熱して細胞を壊さなくても、冷凍の段階で壊れているためその分時間の短縮になります。

■トマトの冷凍調理術
トマトを凍ったまますり下ろして使用します。
皮も種も細かくすりおろしてしまいます。
トマトソースを作るときに普通は湯剥きをしたりタネを取ったりとても大変ですが、凍ったものをすりおろして使えばその手間も省けます。
これを煮込めばトマトの美味しさも栄養も全部いただくことができます。

お家で、毎朝あつあつ焼きたてパン 冷凍パン生地 子猫セットと秋猫セットで送料無料!
冷凍保存&使いきり(得)ワザ555
冷凍保存節約レシピ