森林浴でリラックス!フィトンチッド効果!

森林浴でリラックス!フィトンチッド効果。森林浴をすると、免疫力を高めるNK細胞(ナチュラル細胞)が活性化。フィトンチッドを嗅ぐと活発に流れる脳の血流量を適量に抑え脳や身体をリラックスさせます

■森林浴の健康効果
森の風景・小川のせせらぎの音・木の香りなどがトータルで人をリラックス。
生活習慣病予防にも効果があるとされています。
毎日忙しい生活でストレスがたまり疲れきっている人も森林浴をすれば元気いっぱいに!!

■森林浴で免疫力アップ
森林浴をすると、免疫力を高めるNK細胞(ナチュラル細胞)が活性化され増加します。
1日2時間森にいると免疫細胞活性率が都市部の生活と比べ43%アップ。
さらに2日目に4時間森にいると56%も活性率が上昇するそうです。
森で感じる視覚・聴覚・嗅覚などによって免疫細胞は活性化されます。

■森林浴のフィトンチッド効果
フィトンチッドは植物が出す香り成分で森の空気の中に含まれています。
フィトンチッドは人をリラックスさせる働きがあるとされています。
これまでの研究によれば、フィトンチッドを嗅ぐと活発に流れる脳の血流量を適量に抑える効果があり、これにより脳や身体をリラックスさせる働きがあります。
フィトン=植物、チッド=殺すという意味で、フィトンチッドは植物が微生物などから身を守るために放つ殺菌作用がある物質。
また普段使っている、まな板、寿司下駄、飾り葉などもフィトンチッドの殺菌作用を利用し食べ物の殺菌・腐敗防止に役立っています。

■森林浴の視覚・聴覚によるリラックス効果
緑の葉などの森の風景を感じる視覚、小川のせせらぎなどを感じる聴覚でもリラックス効果があるといわれています。

■森林浴は針葉樹が良い
スギの木やヒノキなどの針葉樹の方が紅葉樹よりもフィトンチッドの量が多いとされ、およそ7倍も多くフィトンチッドが放出されているそうです。
森林浴には針葉樹の森がオススメ!

■森林浴に適した時間帯
午前中の方が森林浴効果が高いといわれています。
午前11時ぐらいまでがフィトンチッドの濃度が高い時間帯。
この時間帯は気温の上がり幅が少なく空気の動きも少ないので、フィトンチッドが拡散されにくくベストな時間帯です。
また雨にあたると葉や枝が刺激を受けてフィトンチッドがより多く放出されるので雨上がりもオススメノ時間帯です。
ちなみに5月〜8月はフィトンチッドの量が増えていきます。

■森の地面でリラックス
フィトンチッドは揮発性物質ですが、空気より重いため放出後時間が経つと地面にたまりやすい性質があります。
落ち葉などがたまった場所で、座ったり・仰向けになったりして深呼吸すると、地面にたまったフィトンチッドたっぷりの空気を吸い込めよりリラックス効果を得ることが出来ます。