●便秘予防
健康な人の場合、便が大腸の中を移動するうちに水分が吸収され硬くなり、最後に肛門から便が排泄されます。
しかし便秘の人の場合は、硬くなった便は大腸の途中で詰まり排泄されなくなってしまいます。
特に便が詰まりやすい場所はS状結腸と呼ばれる部分。
この部分に多く便が溜まっている場合、さらにその便が肛門近くの直腸にまず溜まっていく場合は要注意です。
便秘歴が長い人ほど便が出切らず、腸に溜まってしまうことが多いです。
■便意の我慢が便秘を悪化させる
そもそも便意とは便が直腸に辿り着き、この刺激で催すものです。
ところが我慢し排便しないと、常に便が直腸に溜まっている状態となってしまいます。
するとその状態に直腸が慣れてしまい、除々に便意を感じなくなってしまいます。
便意を感じないため次々と便が直腸に溜まり腸内環境も悪化していきます。
そしてさらに便意が出なくなるという便秘の負のスパイラルに落ち入ってしまいます。
■初期段階の治療
初期段階の治療としては、整腸剤と軽い便秘薬が処方され、食生活の改善になります。
■朝食を摂って便秘を予防
朝昼晩の3食の中で一番気をつけないといけないのが朝食です。
朝は腸が最も良く働く時間帯になります。
一晩休んでいた身体が目覚めて動き出すと、その刺激で腸はぜん動運動を行う準備をします。
■便秘予防解消のために
便秘を予防するために一番大切なことは腸内環境を良好に保つ事です。
腸内環境を良くするためにはバランスの良い食生活を継続することが大切になります。
また善玉菌を増やす乳酸菌を含むヨーグルトなどの発酵食品を合わせて摂ると効果が期待できます。
食物繊維は消化されにくく、便のカサが増えるので腸に刺激を与えます。
すると腸はぜん動運動を始め、排便へとつながっていきます。
悪玉菌が活動を始める前に便を出せば腸内環境を良い状態を保つことが出来ます。
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