スポーツ療法・ストレッチング!

スポーツ療法・ストレッチング!スポーツの持つ健康効果を利用して、色々な病気にあった予防・治療・リハビリに用いるのがスポーツ療法(りょうほう)です。スポーツ吹矢(ふきや)、卓球療法によるスポーツ療法

■スポーツ療法(りょうほう)について
スポーツの持つ健康効果を利用して、色々な病気にあった予防・治療・リハビリに用いるのがスポーツ療法(りょうほう)です。
いまスポーツで得られる様々な運動効果が医療の現場で活用されています。
スポーツ療法(りょうほう)には、体の負担が少なく高い運動効果が得られ、接触などによるケガの少ないスポーツが適しています。
スポーツは必ず準備運動をしてから行うことが大切です。

■運動による主な効果
1:筋肉・骨の強化
2:心肺機能の向上
3:血流の促進

■スポーツ吹矢(ふきや)によるスポーツ療法
スポーツ吹矢は1998年に腹式呼吸のトレーニングとして考案されました。
その手軽さから誕生から10年でおよそ5万人もの愛好家がいるそうです。
胸式呼吸と腹式呼吸をミックスした独特の呼吸法で、息切れなどしてきた方(呼吸系疾患の方)に対して肺機能を高めるということで効果的です。
腹式呼吸でとり多くの酸素を肺に取り込み、胸式呼吸で矢を強く吹き出すというこの繰り返しが肺機能を活性化させます。

■スペースカールによるスポーツ療法
腰痛や高齢者の転倒は体のバランスや歪みから起きやすくなっています。
スペースカールに乗り自分で体のバランスを取りながら動いていくので、インナーマッスルが鍛えられて体のバランスの崩れを予防改善していくことが出来ます。

■卓球療法によるスポーツ療法
卓球は小さなボールを目で追うので集中力がアップし、脳が活性化されて脳の血流が増加します。
また卓球は心拍数とカロリー消費も高い数値を示し、手軽に高い運動効果が得られるスポーツとされています。
卓球は反射運動のため患者さんの思わぬ運動能力が引き出せる効果があり、患者はさんそれぞれの状態に合った方法で卓球リハビリが行うことが可能です。

■ストレッチングについて
ストレッチはスポーツ前後だけではなく普段の生活の中で行うことも大切。
ストレッチのポイントは呼吸を止めないことと、激しく反動をつけないことです。

■ケガ予防ストレッチング「腰痛」
1:片足を台の上に乗せます
2:腰を軽く反ります
3:そして軽く前屈します

腰痛予防には腰の筋肉を伸ばすことが大切です。
ヒザ丈ぐらいの台で両足交互に10秒程行います。
上げた足を抱えるようにゆっくり曲げるのがポイントです。

■ケガ予防ストレッチング「アキレス腱損傷」
1:片方の足の甲を地面に向け足をクロスさせヒザを曲げるます

2:その後アキレス腱に急激な負荷となる反動をつけずゆっくり伸ばします

左右10秒ずつ2セットが目安です。
アキレス腱を伸ばす前に一度縮めるという動作を入れることでより効果的なアキレス腱損傷の予防のストレッチングになります。