ふくらはぎを揉んで健康アップ、ふくらはぎの揉み方、ふくらはぎで病気の予防

金スマで紹介されたふくらはぎ健康法をご紹介いたします。

■ふくらはぎの働き
ふくらはぎは第二の心臓とも言われていて、心臓はその動脈で血液を送る仕事をしています。
ふくらはぎは逆に行った血液が戻ってくるためのポンプの役目をしていて、血液が心臓に戻ってくる役目をしています。
重力の影響で血液が下に下がり、下半身には70%の血液が集まっています。
その血液を循環させ、心臓に戻すポンプの働きをしているのがふくらはぎです。
歩いたり階段を上ったりすると、ふくらはぎのポンプが活発に動き、体の下に溜まった血液を上に押し上げ、体中に循環させています。

■エコノミークラス症候群
長時間座っていたり、運動不足になると、血液が下半身に溜まり血液がよどんできます。
エコノミークラス症候群は、この典型的な例です。
長時間座ることで血流が滞り、様々な体の不調を引き起こします。
最悪の場合は死に至ることもあります。

■ふくらはぎを揉んで健康アップ
ふくらはぎを揉むことで体中に血液を循環させ、冷えを解消し、体を温めることで様々な病気の予防につながります。
ふくらはぎを揉む部分は、すねに沿ったライン、中心ライン、ヒザ裏、アキレス腱まわりの5ヶ所です。
ふくらはぎを揉むときの力加減は、痛き持ち良いくらいで、あまり強く押さないように揉みます。
押す時は口から息を吐き、揉む位置を変える時に鼻で息を吸い込みます。

■すねに沿った横のラインを揉む(ふくらはぎを揉んで健康アップ)
最初は内側のラインを揉んでいきます。
内くるぶしからヒザ下へ、骨の際に沿って指で押していきます。
両手の親指を重ねて体重をかけて、息を吐きながら押します。
揉む位置を変える時に鼻で息を吸い込みます。
この要領でヒザ下まで3〜4cm間隔で押していきます。
血液を心臓に戻すイメージで、内くるぶしからヒザ下に向かって押していきます。
これを2回繰り返します。

■中心ラインを揉む(ふくらはぎを揉んで健康アップ)
アキレス腱からヒザ下までを同じ要領で2回も揉むます。

■外のラインを揉む(ふくらはぎを揉んで健康アップ)
外くるぶしからヒザ下までを同じ要領で2回も揉むます。

■ヒザ裏を揉む(ふくらはぎを揉んで健康アップ)
ヒザ裏にある、コリッとしたリンパ節を転がすように押します。
これを10回ほど、優しい力で行います。

■アキレス腱を揉む(ふくらはぎを揉んで健康アップ)
アキレス腱を手前に引きようにして、ふくらはぎの下3分の1くらいまでをほぐしていきます。 これを3回繰り返します。

すねに沿った横のライン、中心ライン、ヒザ裏、アキレス腱の周りの5ヶ所を左右でも同様に行います。