あがり症・緊張の改善・克服法!

あがり症・緊張の改善・克服法!人は緊張すると筋肉に力が入り、心拍数が上がり呼吸が荒くなりあがり症の症状が現れます。腹式呼吸(ふくしきこきゅう)など様々なあがり症・緊張の改善・克服法により対応可能です

■あがり症について
人間は、人の目・高い所・暗い所などが恐いと本能的に感じます。
人間の脳には扁桃体(へんとうたい)という場所があり、ここが不安を感じると働きます。
扁桃体(へんとうたい)が不安を感じると自律神経を刺激します。
自律神経とは無意識に体をコントロールしている神経です。
この自律神経が乱れると心拍数の上昇など、あがり症の様々な症状が現れます。
人が「あがる」ことは必要なことで、やる気を起こしたりするときに必要になります。
上手く行うためには、ある程度あがることも必要になります。
一流のスポーツアスリートは「あがる」ことを良い緊張に変えて力を発揮したりしています。

■あがり症により起こる状態はなぜ起こるのか
・筋肉に力が入ってしまうのは、その状況からすぐに反応して動き出せるようにするため。
・心拍数が上がるのは、血流を増やし筋力を高めるため。
・呼吸が荒くなるのは、全身に酸素を送り込むため。

■ソーシャルスキルトレーニング
様々な状況での対応策を学ぶことで不安の軽減をはかるあがり症改善・克服法です。

■認知修正法
自分が上手く出来ないのではないかなど、劣等感などの思い込みを客観的な立場から修正していくあがり症改善・克服法です。

■イメージトレーニング
成功や失敗の場面を細かくイメージすることで、現実でも対応できるようにするあがり症改善・克服法です。

■エクスポージャー
あえて苦手な状況に身を置くことで不安や恐怖に慣れていくあがり症改善・克服法です。

■反復によるプラス思考
これ以上ないという程の経験・練習をし、逆にみんなに見せたい伝えたいと思うまで反復するあがり症改善・克服法です。

■腹式呼吸(ふくしきこきゅう)
私達が緊張したとき、自分の意識とは無関係に震えや発汗が起き、脈拍が早まり呼吸が荒くなるといった症状が出ます。
この中で唯一自分でコントロール出来るのが呼吸です。
呼吸を正常な状態に戻すことが出来れば一連のその他の症状を抑えられ、結果おちつきを取り戻すことが可能になります。
息を吐いているときに脈拍も下がっていきます。
つまり息を吐く間を長くした方が良いということになります。

■腹式呼吸(ふくしきこきゅう)法
腕を上げながら大きく息を吸います
ゆっくり息を吐きながら上半身を前に倒します
ポイントは息を長く吐くこと
10回以上続ければ効果的です