島豆腐の健康パワー!長寿の秘密!

島豆腐の健康パワー!長寿の秘密。ミネラルを豊富に含む海水をにがりとして使用するため健康に効果的な食材!亜鉛は味覚を正常に、マグネシウムは骨そしょう症の予防や心筋梗塞などの心臓病の予防に効果的

■とうふの豆知識
●とうふの旬は冬場?

豆腐の原料となる大豆は主に10月頃収穫され、それを使って作られる冬場のとうふの旬と言えます。

●玉子どうふは大豆タンパクを含まない
玉子豆腐は卵とダシ汁で作られるため大豆タンパクを含んではいません。

■沖縄の島豆腐
沖縄の島豆腐は木綿豆腐の一種。
島豆腐は固くしめているため栄養価が凝縮されていてタンパク質の量も多い。

■島豆腐は旨味が凝縮
普通のとうふは大豆を水に浸けたあと細かくくだいて液体にした後煮立てますが、島豆腐は煮たてずしぼり生しぼりの状態で豆乳を作ります。
そのため旨味が凝縮され大豆タンパクが豊富に含まれています。

■島豆腐はミネラル分が豊富
島豆腐は天然の海水をにがりとして使うためミネラル分が豊富に含まれています。
特にマグネシウムは普通のとうふの約2倍にもなります。
マグネシウムは骨そしょう症の予防や心筋梗塞などの心臓病の予防にも必要なミネラル。
島豆腐は海水を含んでいるため調理する際に塩をほとんど使用しなくて済みます。
また味覚を支える亜鉛も豊富に含んでいるため高齢者の味覚もしっかりしています。
そのため濃い味付けをしなくてもおいしく感じられ、塩分摂取量も低く、胃ガンや脳卒中などにも効果的です。

■豆腐の栄養成分比較(100g中)
      大豆タンパク マグネシウム
島豆腐     9.1g     66mg
木綿豆腐    6.6g     31mg
絹ごし豆腐   4.9g     44mg

■焼き豆腐+ミネラルで島豆腐の健康パワーと同じ効果を!
●大豆タンパク含有量(100g中)

島豆腐:9.1g  焼き豆腐:7.8g

●ミネラル(亜鉛・マグネシウム)を多く含む食材
牛モモ肉、ひじき、黒米、くるみ、アーモンド

木綿どうふを電子レンジで1〜2分温めて水分を抜けば炒め物などに使いやすくなります。