インフルエンザの予防対策!

インフルエンザの予防対策!インフルエンザは湿度に弱いという特徴があるので加湿器が効果的。インフルエンザ対策の大事な予防方法としては家に帰ったらうがいと手洗いを習慣にし、食事や睡眠を十分にとり基礎体力をつけておくことが大切

インフルエンザは症状がカゼに似ていることから、カゼと同じと考えがちですが実は原因が違います。
インフルエンザの原因はインフルエンザウイルスにあります。
予防接種はインフルエンザウイルスにしか効きません。
しかしカゼはそれ以外の様々な原因で起こるものなので、インフルエンザの予防接種は効果がありません。
市販のカゼ薬はインフルエンザに効きません。

■インフルエンザは毎年違う
インフルエンザウイルスのウイルスは毎年違うため症状も毎年変わってきます。
インフルエンザは非常に変異が早いため、1年経たないうちに新しいものが出てきています。
そのため去年と同じような症状が今年も出るとはかぎりません。

■インフルエンザは湿度に弱い
インフルエンザはワクチン以外では湿度に弱いという特徴があります。
秋から春先にかけては湿度が下がります。 湿度が下がるとインフルエンザウイルスは元気になります。
湿度が50%以上の状態が続くとインフルエンザは90〜95%以上死滅すると言われています。
ある実験によると湿度が40%を超えると死滅率が急激に大きくなることが分かっています。
つまり部屋の湿度を40%以上にすれば室内のウイルスの多くが死滅すると考えられています。

■家庭で出来るインフルエンザ対策
家庭で出来る予防対策としては加湿器があります。
加湿器にはやかん形式と霧吹きタイプの2つのタイプがあります。
マスクはよくフィルターとして考えますが、マスクをするとマスクの中が加湿器状態になり、携帯型の加湿器と考えることができます。
携帯型のオゾン発生器も予防対策になります。
ウイルスは口やノドから入り、ノドなどの粘膜から体内に入り込みますが、オゾン発生器はオゾンを発生させオゾンでウイルスを包み、粘膜から入り込みにくくします。

■インフルエンザにかかってしまったら
インフルエンザの治療として最も多く用いられているのが「タミフル」です。
発症してから48時間以内に「タミフル」を服し始めめれば、体内のウイルスの増殖を抑え症状を緩和してくれます。

■インフルエンザに効く漢方薬
インフルエンザに効く漢方薬としては麻黄湯(まおうとう)があります。
麻黄湯(まおうとう)は自分の身体の免疫力を高める効果があります。
古くから発熱・関節痛などに効果があるとされ、それがインフルエンザの症状と一致していることから西洋医学の医師の間でも多く使われているのだそうです。
麻黄湯(まおうとう)はタミフルを飲んでいても服用して良いそうです。
ツムラ漢方内服液 麻黄湯 30ml*3

■これまでに大流行したインフルエンザ
新型インフルエンザは30〜50年周期で必ずきています。
特に被害が大きかったのはスペインカゼやアジアカゼで多くの犠牲者が出ました。
この大きな変化がそろそろ来てもおかしくないと言われていて、その変異が鳥インフルエンザかもしれないと言われています。
1874年:ヨーロッパ北米
1889年:全世界
1948年:スペインカゼ
1947年:イタリアカゼ
1957年:アジアカゼ
1968年:香港カゼ
1977年:ロシアカゼ

■インフルエンザ対策の大事な予防方法
家に帰ったらうがいと手洗いを習慣にする。
食事や睡眠を十分にとる。
以上のことを行い基礎体力をつけておくのが大切です。