感情で脳の活性化・喜怒哀楽でトレーニング!

感情で脳の活性化・喜怒哀楽でトレーニング。感情表現が大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)を刺激し、脳全体を活性化。感情ジェスチャーゲーム、感情アテレコ、思い出回想法で脳の活性化

楽しかった事や悲しかった事といった喜怒哀楽を伴う出来事は、強烈な記憶となって脳に保存されています。
感情と記憶に深く関わっているのは、脳の中心部にある大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)と呼ばれる部位になります。
感情表現が大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)を刺激し、脳全体を活性化させることができます。
脳の中には大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)や好き嫌いや感情に関係する扁桃体(へんとうたい)があり、その後ろには記憶を作る海馬(かいば)があります。
扁桃体(へんとうたい)が活動すると海馬(かいば)が活動しやすくなり、記憶がしっかりと残ってきます。
好き嫌いというのは愛の感情でもあり、それを記憶する大脳辺縁系は愛と記憶の場とも呼ばれ大脳皮質を支えています。
感情を表現しても抑えても脳は活性化します。

■感情ジェスチャーゲームで脳の活性化
感情はシンプルなものではなく二重三重に屈折していたりするので、それを読み解くことが脳の活性化につながります。
様々な感情を表現することで大脳辺縁系・前頭葉が活性化します。 感情を読み取る側と表現する側の両方が脳活性します。
感情を読み取るだけではなく、ストーリーを考えるため脳トレ効果が高くなります。

■感情アテレコで脳の活性化
テレビの音声を消して何を言っているかを想像してアテレコします。
表現を考えたりしている間に脳が活性化し、気持ちの動きも出そうとして声色も変えることで大脳辺縁系の活動が高まります。

■思い出回想法で脳の活性化
過去の思い出の写真を見て、当時の出来事や感情を回想し語り合います。
すると記憶のデータベースとなる側頭葉を中心に脳が活性化します。
当時の感情を思い出して涙を流す事は、大脳辺縁系が活性している証拠です。