正しい姿勢で身体の不調改善、猫背と反り腰を改善、壁スクワット、姿勢改善座り方

姿勢の悪さは肩こり、腰痛、頭痛、つまづき、むくみ、逆流性食道炎など様々な身体の不調の原因になる危険性があります。
人間の頭の重さは体重の約1/10になり、頭の重さが首・肩・背中の負担となります。
姿勢に関係する腸腰筋(ちょうようきん)や大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を正しく鍛えることで姿勢が改善され、様々な身体の不調改善につながります。

■悪い姿勢が身体の不調につながる
長時間悪い姿勢を続けることで背骨本来の理想的なS字カーブが崩れてしまい、頭が前や後ろに傾いてしまいます。
すると首に大きな負担がかかり僧帽筋(そうぼうきん)などが緊張して血流が悪くなります。
それが肩こり・首こり・関節痛・腰痛などの様々な身体の不調につながってしまいます。

■悪い姿勢のタイプ「カメタイプとゴリラタイプ」
姿勢の悪さにはタイプがあり、それによって身体の不調も異なります。

●カメタイプ
カメタイプとは猫背をいい、骨盤が後傾し頭が前に突き出ているタイプをいいます。
カメタイプの主な原因はパソコンを覗き込むなど長時間の悪い姿勢が原因となります。
カメタイプの人は頭が前に突き出ることでその重みが首・肩・背中に負担をかけ、首こり・肩こり・背中痛になりやすくなります。
背中が丸くなると深呼吸をしにくくなり、血液の循環が悪くなり足がむくみやすくなります。

●カメタイプチェック
壁に向かってイスに座り、つま先とひざを壁につけます。
そのままつま先とひざをつけたまま立ち上がります。
立ち上がれない場合はカメタイプの可能性があります。
カメタイプは重心が前にあるため、身体を前に傾けないと立ち上がることができません。

●ゴリラタイプ
ゴリラタイプとは反り腰状態の人をいい、骨盤が前傾してお尻が後ろに出ているタイプをいいます。
ハイヒールをよく履く人は要注意で、重心が前になるのを上半身でバランスをとろうとするため反り腰になりやすくなります。
メタボの人もお腹の重さで身体が前のめりになるのを戻そうとして反り腰になりがちです。
ゴリラタイプの人は腰痛になりやすくなります。
反り腰で前のめりになると腸腰筋(ちょうようきん)や大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が凝り固まり、経つ際にそれらの負担をかばうため腰痛・ひざ痛・股関節痛になりやすくなります。
特にひざに負担がかかるとバランスがとりにくくなり転倒やつまづきが起こりやすくなります。

●ゴリラタイプチェック
足を肩幅に開き片足を1歩前に出してひざを曲げながら腰を下げていきます。
前に出したひざの角度は90度になるよう意識し、背筋が曲がらないように注意します。
ゆっくりとひざを伸ばし元の位置に戻り、もう片方の足も同様に行います。
行っている最中にふらつく場合はゴリラタイプの可能性があります。
腸腰筋(ちょうようきん)や大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が凝り固まり、上半身を真っ直ぐ保てずふらついてしまいます。

■姿勢改善「壁スクワット」
壁に向かって足を肩幅に開き、つま先を壁につけます。
手を頭の後ろで組み、お尻を後ろに突き出すようにゆっくりとひざを曲げます。
ひざが壁に軽く触れるくらい曲げるのが目安です。
姿勢に関係する腸腰筋(ちょうようきん)や大腿四頭筋(だいたいしとうきん)・背中やお尻の筋肉を同時に鍛えることができます。
後ろに倒れる危険がある人は壁に手をつけて行うとよいです。
1セット5回、1日3セット行います。

■タオルを使った姿勢改善座り方
バスタオルをたたみ、くるくると丸めます。
イスの背もたれの下に置き、お尻の後ろ半分を乗せて座ります。
傾いた骨盤が正しい位置に戻り姿勢が改善されます。
慣れてきたら少しずつ外しても良いですが、慣れるまで少しずつ行うとよいです。
姿勢を正しくする筋肉を少しずつ鍛えていきます。

■正しい姿勢はダイエットにつながる
良い姿勢をとることで今まで使っていなかった筋肉を使うことになり、代謝が上がり痩せやすく太りにくい身体ににもつながります。
姿勢の悪さは長年の癖で徐々に培われたものなので、良くするにもそれなりの長い時間が必要になります。