ペットボトル尻トレでお尻を鍛えて若返り、ヤンキー座りで腰痛予防改善

お尻の筋肉に力を入れると骨盤が自然に立ち姿勢も良くなり見た目が若返ります。
お尻の大きな筋肉の大殿筋を鍛えると活動量も増えてお尻が上がってきて見た目が若返ります。
深く腰を落とすことによって脊柱起立筋が引き伸ばされ腰痛の予防改善につながります。

■お尻を鍛えることによる健康効果
・やせやすい体になる
・腰痛の予防改善
・尿漏れ防止
・冷え症改善
・寝たきり予防

■お尻の老化
お尻は老化が進んでいくごとに形が丸から四角になっていきます。
漢方では骨盤の中にある内臓の異常がお尻にも出てくると考えられています。
骨盤内に異常があると年齢以上にお尻がたるんでくる場合もあります。

■マイオカインの働き
お尻には比較的大きな筋肉が集まっています。
筋肉を動かすことによってマイオカインという体に良いとされているホルモンのような物質が筋から分泌されます。
マイオカインは血圧安定、脂肪燃焼、生活習慣病の予防などの効果を持つといわれています。

■ペットボトル尻トレで若返り1
硬すぎたり柔らかすぎたりしないペットボトルを用意します。
圧力をかけたときに軽い音が出る程度のペットボトルが良いです。

カカト・つま先・ヒザをなるべくつけて立ちます。
カカトを中心につま先を約90度開きます。
ヒザをつま先の方向に突き出すように曲げていきます。
ペットボトルを股に挟みます。
ゆっくりとヒザを伸ばし太ももの内側を締めます。
お尻を締めてペットボトルを鳴らします。
何も挟まないと力が入っているか分からないことが多いのでペットボトルを挟み確認します。
お尻を使うことで体の中心を引き上げることができ、骨盤が自然に立ち上がってきて姿勢が良くなってきます。
1日10回ほどペットボトルを鳴らしましょう。
このエクササイズではお尻の大殿筋・中殿筋・小殿筋も鍛えることができます。
広い範囲の筋肉が鍛えられるので、代謝も上がってダイエット効果も期待できます。

■ペットボトル尻トレで若返り2
イスを横に用意します。
カカト・つま先・ヒザをなるべくつけて立ちます。
カカトを中心につま先を約90度開きます。
ヒザをつま先の方向に突き出すように曲げていきます。
ペットボトルを股に挟みます。
ゆっくりとヒザを伸ばし太ももの内側を締めます。
イスの背もたれをつかみイスと反対側の片足を後ろに少し上げます。
ペットボトルを落とさないようにイス側の足を屈伸します。
お尻に力を入れるとお腹の筋肉にも効果があります。

■ペットボトル尻トレで若返り3
仰向けになります。
両ヒジで体を支えます。
右の足を上げ、左足の上に重ねます。
両ヒザを外側に曲げます。
股にペットボトルを挟みます。
足を閉じてペットボトルを鳴らします。
1日10回、左右の足を組み替えて行います。

■お尻を鍛えるとダイエット効果が高まる
下半身は脂肪が付きやすいですが、逆に少しの運動でも代謝アップに有効です。

■お尻を鍛えてダイエット
仰向けになりヒザを約90度に立てます。
このとき両足をしっかりつけるようにします。
足を閉じることでお尻の上の筋肉も含めて全体を鍛えることができます。
お尻と高く上げてお尻に力を入れます。
2秒で上げて2秒で下げます。
お尻を床につけないで繰り返すとより効果がアップします。
これを10セット繰り返します。
2日に1回程度行うようしましょう。

■脊柱起立筋の硬さが腰痛の原因になる
お尻の筋肉が硬くなっていることも腰痛の原因のひとつと考えられています。
特にお尻の付け根である脊柱起立筋が硬くなってくると骨盤の動きが悪くなって腰痛が起こりやすくなります。
脊柱起立筋は首から骨盤にかけて背中を縦に走る筋肉群です。
そのうち一番下の部分は大殿筋の奥にあります。
この筋肉が硬くなっていることが腰痛の大きな原因のひとつと考えられています。
お尻の中の脊柱起立筋を柔らかくすることが腰痛の予防改善につながると考えられています。
お尻が柔らかいと体を前に傾けたときに骨盤の動きに合わせてその筋肉も伸びるため楽に腰を曲げることができます。
座り仕事などをしていると骨盤の筋肉をほとんど動かさなくなってきて骨盤の周りの筋肉が硬くなってきてしまいます。

■ヤンキー座りでお尻を柔らかくして腰痛の予防改善
肩幅に足を開きます。
カカトを床に付けたまま腰を落とします。
上半身をゆっくり前に傾けます。
ベルトの上5cmぐらいの所からゲンコツで20秒間押し下げます。
脊柱起立筋をこすることで血行が良くなり筋肉が伸びやすくなります。
20回を1日3セット程度行います。
ヤンキー座りで深くお尻を落とし背中を前屈みにすると、お尻の筋肉が最も引き伸ばされる体勢になります。
体がぐらぐらして姿勢が保てない場合は、イスやベッドに体を預けて片手で背中をこするとよいです。

股関節の周りの筋肉や大腿四頭筋を鍛えるためには、ヤンキー座りをしたまま歩くのがよいそうです。
ポイントはカカトを床から上げずに歩くことです。
太ももの筋肉とお尻の筋肉と共に骨盤底筋が鍛えられます。
膀胱が支えられるので尿漏れ防止にもなります。